2005-01-01から1年間の記事一覧

大切な友への何か

自身を支配するものとは何か。 それはきっと、未来へのスケッチなのだろう。 人は、生き物は皆、画家であり、その絵の傍観者だ。 自身が描き出した絵の数々。 誰よりも多く観ているはずなのに、 誰よりも無関心を装ったりもする。 観て 観ない ふり を する…

凡庸というなのケミカルドラッグ

生きる時間、生きるための時間は大部分が凡庸なもので、それが刺激を生み出す母体であったりするものだから、人生とはやり切れないほど掴めない。 矛盾を肯定することが生きるということ。食っても食っても腹が減る。 鳩のように飛べないから取り合えず飛行…

a polyhedron

人生の中で一番ハッピーな時って一つのブレイクスルーを見つけた瞬間だと思う。「つまり、こうすれば良いんだ!」 っていう発想の転換。逆算することで現在を肯定してみる。日常ついつい忘れがちな多面体の自分。そんなことを思い出した瞬間、現状は少なくと…

点が線を生み出すとき

自身と向き合うとはどういうことなのか。人との対話を通して改めて考える。 偶然とか運命とか、そんな、脈を引き千切る言葉で死なせてしまうのではなく、もっと人肌を感じる言葉。何度デッサンを重ねても届かないと知りつつも、鉛筆を走らせずにはいられない…

過剰摂取から味わいつくすスタイルへ

何事も、過剰摂取は良くない。 ここ3週間ばかり、機械的な生活を繰り返していく中で得た 一つの結論。 摂取する量を増やすのではなく、広げていくこと。 このスタンスが良いということに気づく。 具体的な例を挙げると、 服を買いすぎるよりも、持っている…

削ぎ落とした末にあるもの

最近、時間単位で区切りながら生活することを心掛けている。その成果かどうかは分からないが、短い時間も愛しく、貪欲に貪りたくなる。一日の充実ってつまり、どれだけ時間を能動的に使いこなせたかにあると思う。 しかし、ただ、使いこなすだけではだめだ。…

自由から学ぶもの

一番恐ろしい状態は、自由を恐れることだと思う。人は意外と自由に生きれるものだけれども、自由が最も恐ろしいものだったりもする。何かに縛られてないと不安というのもあるかもしれないがそれ以上に、自由の持つパワーがあまりにも膨大で、それを上手くコ…

水〜その透明な冷たさ〜

近頃、「水」というものの凄さに驚かされる。水には他の水分では味わうことの出来ない感覚を備えている。それは喉を入り口とした、自身ですら上手く把握出来ていない体内を瞬時に駆け巡る侵食力。心臓に確かな潤いの余韻を残し、水が全ての迷宮を通り過ぎた…

我慢=安泰?

基本的に我慢というものが嫌いだ。我慢することは待ち望む、期待を抱くこととは違う部類に属している。我慢という負の感情から生まれる未来なんてたかが知れているものだ。そういうことを、子供の頃から漠然とだが感じていた。 その漠然とした感じを今になっ…

ロマンに対する走り方

人は意外とタフなもので、何かに疲れを感じるとそれを乗り越えるための策を考える。目標に向け、人生を逆算してみる。何をいつまでにやるかが具体的な数値となって現れ、それと同時に、その目標に向け、とりあえず前進していこうという意欲が湧いてくる。 大…

詩的好奇心

どんな時にも言葉を失わないこと。それって本当に凄いことだと思う。言葉を発するにはエネルギーと想像力が必要とされる。どんなにくだらないことであれ、それはその時の状況、人との関係を瞬時に割り出した上で発せられるものだ。 その場にどんな言葉が必要…

贅沢な時間に

平日のおやつ時という贅沢な時間に喫茶店へ入る。店内は意外と混雑していて、年齢層も、これまた意外なことに20代の若者が8割を占めている。その様子からいくと、どうやら試験勉強に取り組んでいるらしい。皆同じような集団に見えて、実は幾つかのグルー…

曇りのち晴れ

久しぶりに家の中を整理してみる。2年位前に書き溜めておいた文章の数々と遭遇。今、改めて読み直してみると、言葉の意図するものよりも先に、前のめりな姿勢が飛び込んできた。ここ最近、覚えていたようで忘れていた感覚。 頑張ることよりも先に、自信を持…

シンプル イズ ベスト

シンプルであり続けること。言い換えると、自然体であること。それはとても大切なことで、自身にとって一番の解決策となる。選択に迫られた時は、シンプルな気持ちに従って道を決めれば良い。その道は、自身も含めた全ての人にとって幸せなことだと思うから…

道中にて

生きるとは確かに大変なことなのかもしれない。しかし、難しいことではない。大変であっても楽しい。次々と課題が出てきても、決して難しくはない。 何故、難しい顔をして自身の生と向かい合うのだろう。それはおそらく、自身に何かしらの説得を試みたいから…

ゴースト

優しさは穏やかな闘争心を生み出す。日常を、寝ている時間をもすら取り込んでしまう流れ。そこに観えてくるものはまるで無声映画のようだ。時の中を機能的に動き、自身を動かしている感覚が細部にまで伝わり、静止して見える風景の中を動くゴーストのように…

流れ

動くということは、自身の動きを観察するという結論に至る。現在の動きを観察することにより、それまでの動きの経過、これから動くべき道というものが見えてくる。 立ち止まる。それは風景の一部となり、猫の関心すら引くことが出来ない。他者に何かしらのイ…

創るべきもの

自身が窮地に立たされると改めて、「平穏な日々とは創っていくものなのだ」ということに気づかされる。平穏な日々にもしっかりと立役者がいて、自身はその中でスクスクと育まれているのだという事実。素敵な世界を自ら儚くしているという事実。気づくと忘れ…