2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アクションの分析

何かを得るために、日々、アクションを起こしている。そう、何を選択しても、例えそれが納得いかないことであれ、物質、金、感情を得ながら生きている。 そんな世の中で一体、何も得ない場所、時間というのは存在するのだろうか。 不意にそんなことに思いを…

パイプライン

想像力が働く限り、その想像は現実となる可能性をはらんでいる。 描く。イメージ画を何度も描く。描き終えたところでうっすらと、現実にある可能性を想像する。 イメージとはきっと、現実に還元したいもの。現実とはきっと、イメージが具現化されて現れた世…

純粋思考

関係性の深い部分に触れようとすればその分だけ、宇宙よりも果てしの無い、流れ星よりも不意に訪れるリスク、予想だにしない感情が配合される。頃合いの良い調合は難しく、七夕は、成功した調合例の一つなのかもしれない。 人は、知らなければならない。調合…

感情と感覚の中に在る位置

感情は感覚を変える。時の流れ、周りとの距離、自分が取るべき行動。その感情は、五感が野生に近いときに出てくるものだと思う。では、五感が野生に近くなる時とはどんな時なのか。 一人で生き抜かなければならないと感じた瞬間、僕の五感は野生に少しだけ近…

未来への沈黙

負の感情が走り抜ける速度に一体、どれだけの人が気づいているのだろうか。負の力は道を必要としない。全てを巻き込みながら走り抜ける。竜巻のように、全てを根こそぎ取りながら。 細胞を活性化させ、負の感情は更に増殖していく。正しさの基準が変わってい…

無を繋げ合わす

能動的に破壊することは、未来へと責任を連れて行くことである。 日々の積み重ねはそのようにして、何かを結び付けている。 それが成長と呼べるものなのか。今はまだ、その答えが出ていない。 ただ、神様は、いとも簡単に運命を紡ぎ、紡ぎ出されたものに対し…

とある映画へのオマージュ

常に、運命は作り出すものでありたい。僕の世界、アナタの世界、世界を繋いでいる世界。 様々な世界を前に、どんな感情を抱けば良いのだろう。 感情に意味を問わなければならないのなら、意味の中でしか分かりあうことが出来ないのなら、僕の願うことはただ…

透明に近い葛藤

乱暴な目覚まし時計に起こされることの無い朝は雪原のようで、鳥も言葉を忘れ去る。聴こえてくるのは、微かな風のハミングだけ。果てのない空間の広がりに、自分の位置を見失いそうになる。 ふと思う。大切なのは、雪原の朝で生き延びること。 太陽と月が高…

フルムーンの夜に

その場に浮遊する余韻というものは、共有の足跡から生まれてくる。人と人、人と場所。物と空間。余韻には独自の時間軸が存在し、過去と未来を急激な引力で現在へと引きつける。 余韻とは、残すモノと嗅ぎ取るモノの距離である。 引力が浮遊している空間に触…