乱暴な目覚まし時計に起こされることの無い朝は雪原のようで、鳥も言葉を忘れ去る。聴こえてくるのは、微かな風のハミングだけ。果てのない空間の広がりに、自分の位置を見失いそうになる。 ふと思う。大切なのは、雪原の朝で生き延びること。 太陽と月が高…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。