大切な友への何か

自身を支配するものとは何か。 それはきっと、未来へのスケッチなのだろう。 人は、生き物は皆、画家であり、その絵の傍観者だ。 自身が描き出した絵の数々。 誰よりも多く観ているはずなのに、 誰よりも無関心を装ったりもする。 観て 観ない ふり を する…

凡庸というなのケミカルドラッグ

生きる時間、生きるための時間は大部分が凡庸なもので、それが刺激を生み出す母体であったりするものだから、人生とはやり切れないほど掴めない。 矛盾を肯定することが生きるということ。食っても食っても腹が減る。 鳩のように飛べないから取り合えず飛行…

a polyhedron

人生の中で一番ハッピーな時って一つのブレイクスルーを見つけた瞬間だと思う。「つまり、こうすれば良いんだ!」 っていう発想の転換。逆算することで現在を肯定してみる。日常ついつい忘れがちな多面体の自分。そんなことを思い出した瞬間、現状は少なくと…

点が線を生み出すとき

自身と向き合うとはどういうことなのか。人との対話を通して改めて考える。 偶然とか運命とか、そんな、脈を引き千切る言葉で死なせてしまうのではなく、もっと人肌を感じる言葉。何度デッサンを重ねても届かないと知りつつも、鉛筆を走らせずにはいられない…

過剰摂取から味わいつくすスタイルへ

何事も、過剰摂取は良くない。 ここ3週間ばかり、機械的な生活を繰り返していく中で得た 一つの結論。 摂取する量を増やすのではなく、広げていくこと。 このスタンスが良いということに気づく。 具体的な例を挙げると、 服を買いすぎるよりも、持っている…

削ぎ落とした末にあるもの

最近、時間単位で区切りながら生活することを心掛けている。その成果かどうかは分からないが、短い時間も愛しく、貪欲に貪りたくなる。一日の充実ってつまり、どれだけ時間を能動的に使いこなせたかにあると思う。 しかし、ただ、使いこなすだけではだめだ。…

自由から学ぶもの

一番恐ろしい状態は、自由を恐れることだと思う。人は意外と自由に生きれるものだけれども、自由が最も恐ろしいものだったりもする。何かに縛られてないと不安というのもあるかもしれないがそれ以上に、自由の持つパワーがあまりにも膨大で、それを上手くコ…

水〜その透明な冷たさ〜

近頃、「水」というものの凄さに驚かされる。水には他の水分では味わうことの出来ない感覚を備えている。それは喉を入り口とした、自身ですら上手く把握出来ていない体内を瞬時に駆け巡る侵食力。心臓に確かな潤いの余韻を残し、水が全ての迷宮を通り過ぎた…

我慢=安泰?

基本的に我慢というものが嫌いだ。我慢することは待ち望む、期待を抱くこととは違う部類に属している。我慢という負の感情から生まれる未来なんてたかが知れているものだ。そういうことを、子供の頃から漠然とだが感じていた。 その漠然とした感じを今になっ…

ロマンに対する走り方

人は意外とタフなもので、何かに疲れを感じるとそれを乗り越えるための策を考える。目標に向け、人生を逆算してみる。何をいつまでにやるかが具体的な数値となって現れ、それと同時に、その目標に向け、とりあえず前進していこうという意欲が湧いてくる。 大…

詩的好奇心

どんな時にも言葉を失わないこと。それって本当に凄いことだと思う。言葉を発するにはエネルギーと想像力が必要とされる。どんなにくだらないことであれ、それはその時の状況、人との関係を瞬時に割り出した上で発せられるものだ。 その場にどんな言葉が必要…

贅沢な時間に

平日のおやつ時という贅沢な時間に喫茶店へ入る。店内は意外と混雑していて、年齢層も、これまた意外なことに20代の若者が8割を占めている。その様子からいくと、どうやら試験勉強に取り組んでいるらしい。皆同じような集団に見えて、実は幾つかのグルー…

曇りのち晴れ

久しぶりに家の中を整理してみる。2年位前に書き溜めておいた文章の数々と遭遇。今、改めて読み直してみると、言葉の意図するものよりも先に、前のめりな姿勢が飛び込んできた。ここ最近、覚えていたようで忘れていた感覚。 頑張ることよりも先に、自信を持…

シンプル イズ ベスト

シンプルであり続けること。言い換えると、自然体であること。それはとても大切なことで、自身にとって一番の解決策となる。選択に迫られた時は、シンプルな気持ちに従って道を決めれば良い。その道は、自身も含めた全ての人にとって幸せなことだと思うから…

道中にて

生きるとは確かに大変なことなのかもしれない。しかし、難しいことではない。大変であっても楽しい。次々と課題が出てきても、決して難しくはない。 何故、難しい顔をして自身の生と向かい合うのだろう。それはおそらく、自身に何かしらの説得を試みたいから…

ゴースト

優しさは穏やかな闘争心を生み出す。日常を、寝ている時間をもすら取り込んでしまう流れ。そこに観えてくるものはまるで無声映画のようだ。時の中を機能的に動き、自身を動かしている感覚が細部にまで伝わり、静止して見える風景の中を動くゴーストのように…

流れ

動くということは、自身の動きを観察するという結論に至る。現在の動きを観察することにより、それまでの動きの経過、これから動くべき道というものが見えてくる。 立ち止まる。それは風景の一部となり、猫の関心すら引くことが出来ない。他者に何かしらのイ…

創るべきもの

自身が窮地に立たされると改めて、「平穏な日々とは創っていくものなのだ」ということに気づかされる。平穏な日々にもしっかりと立役者がいて、自身はその中でスクスクと育まれているのだという事実。素敵な世界を自ら儚くしているという事実。気づくと忘れ…

ただ、つらつらと・・・

雪が降っている。世界を真っ白に変えようと、雪が微かな音を立てて降る。当然、完全なる真っ白な世界は出来ないことを、降ってる雪も知っている。目指す真っ白な世界を誰かに汚される前に、雪は自ら雨に変わり、作り上げていた真っ白な世界を溶かす。それで…

年の瀬の一時に

身の回りだけを考えてみても、多くの物や人、属すべきことや受け入れたい、受け入れざるを得ないモノがある。「そんな全てを取り払えるだけの自信が欲しい」と思ったりするこの頃。 何が正しくて何が間違っているとかそういう観点から見るのではなく、ただ、…

静かな世界の成分

予定外なんて状況に対面すると、「意外と予定というものに縛られて生きているのだなぁ」と思ったりもする。予定なんて案外自己中心的なモノで、自身の歪みはソコから発生し、勝手にハマって勝手に悩む。 そう、歪みにハマって悩む。 解決策は、言葉にすれば…

スクエアスペース

錯覚を上手く利用すれば、物事って意外と単純なものだったりする。いや、単純な物事を、自身が勝手に複雑にし、錯覚を頼りにしなければ、とてもじゃないがやり切れないという状況にまで陥れてしまったとでもいうか。 日々の流れが川だとして、自身はその川に…

所有って何だろう?

CDデッキの調子が悪い。正確に言えば、CDデッキの再生の調子が悪い。他の機能は問題なさそうなのだが、ただ、再生という、最も重要な機能が困ったことになっている。 これって、人間で言うところのどんな症状と言えるのだろうか。そんなことを考えながら…

幸せと絵空事

何とはなしに机に向かって、PCの前でいざ、特に書きたいこともない。これって、幸せの一つの形なのではないだろうかと思ったりもする。 もしも幸せが自身の感覚を鈍らせていくものだとしたら、世の中に不良はいらなくなり、政治家気質の人間が増えていき、…

言葉の揺れる幅

言葉にも感性がある。心に残る言い回し、人格、未来を創造する様な言葉が。そんな言葉の数々に触れるだけで、僕の心が蠢き始める。 言葉とは、身体のどの部分から発せられるものなのだろうか。 自身の言葉というものは、知識とは別の次元で振り分けられる。…

信念が映し出す眼の色

信念を貫いている人の眼はとてもキレイだと思う。迷いがないと言ったら嘘になるだろう。いや、むしろ、「貫きたい」という想いと、ソコに生じる迷いが絡まりあって、その眼にキレイだと思わせる魔力が生まれるのかもしれない。 信念は、貫かれるために生まれ…

魂に宿る美しさ

時々、美しい魂のことを考える。美しい魂とは何か。否が応でも認めざるを得ない美しさとは。そんなことを思い浮かべながら、自分を取り巻く流れに戸惑い続けている日々。 瞬間の美しさに出会えたとき、ソコに持てる限りの感情を注ぐ。瞬間が過ぎた後は、空間…

未知への道に思いを馳せる

新たな感覚を身体で感じるための何か。 その何かを探しながら、機械・自然に耳を傾ける。 人にとって魅力的なものとは一体どんなものなのか。 きっと、それは共存と犠牲の歯車が噛み合った世界なのだろう。 犠牲を償うための手立てと同時に、一方的な破壊も…

螺旋感情

自動的に動き始める感情は未だ透明にならず、様々な色を塗り重ねている。塗り重ねていくうちに、透明の存在そのものを忘れ去る。 透明は、この世に存在する。 感情の核を探す時、ついつい自身の奥へと潜り込もうとしてしまう。一人で潜るにはあまりにも重労…

フラストレーションからの脱出

限られた世界で生きていると感じた瞬間、全てが息苦しくなってくる。そんな状況に身を置いている自分に嫌気が差し、フラストレーションの赴くままに身を委ねたくもなる。では、その状況からどの様に脱出するべきだろうか。 フラストレーションからの脱出。そ…