2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

詩的好奇心

どんな時にも言葉を失わないこと。それって本当に凄いことだと思う。言葉を発するにはエネルギーと想像力が必要とされる。どんなにくだらないことであれ、それはその時の状況、人との関係を瞬時に割り出した上で発せられるものだ。 その場にどんな言葉が必要…

贅沢な時間に

平日のおやつ時という贅沢な時間に喫茶店へ入る。店内は意外と混雑していて、年齢層も、これまた意外なことに20代の若者が8割を占めている。その様子からいくと、どうやら試験勉強に取り組んでいるらしい。皆同じような集団に見えて、実は幾つかのグルー…

曇りのち晴れ

久しぶりに家の中を整理してみる。2年位前に書き溜めておいた文章の数々と遭遇。今、改めて読み直してみると、言葉の意図するものよりも先に、前のめりな姿勢が飛び込んできた。ここ最近、覚えていたようで忘れていた感覚。 頑張ることよりも先に、自信を持…

シンプル イズ ベスト

シンプルであり続けること。言い換えると、自然体であること。それはとても大切なことで、自身にとって一番の解決策となる。選択に迫られた時は、シンプルな気持ちに従って道を決めれば良い。その道は、自身も含めた全ての人にとって幸せなことだと思うから…

道中にて

生きるとは確かに大変なことなのかもしれない。しかし、難しいことではない。大変であっても楽しい。次々と課題が出てきても、決して難しくはない。 何故、難しい顔をして自身の生と向かい合うのだろう。それはおそらく、自身に何かしらの説得を試みたいから…

ゴースト

優しさは穏やかな闘争心を生み出す。日常を、寝ている時間をもすら取り込んでしまう流れ。そこに観えてくるものはまるで無声映画のようだ。時の中を機能的に動き、自身を動かしている感覚が細部にまで伝わり、静止して見える風景の中を動くゴーストのように…

流れ

動くということは、自身の動きを観察するという結論に至る。現在の動きを観察することにより、それまでの動きの経過、これから動くべき道というものが見えてくる。 立ち止まる。それは風景の一部となり、猫の関心すら引くことが出来ない。他者に何かしらのイ…

創るべきもの

自身が窮地に立たされると改めて、「平穏な日々とは創っていくものなのだ」ということに気づかされる。平穏な日々にもしっかりと立役者がいて、自身はその中でスクスクと育まれているのだという事実。素敵な世界を自ら儚くしているという事実。気づくと忘れ…