鋭さを求めたくなる。そんな一日

僕は服が好きです。どのように好きかと言うと、持っている服をどのように着こなすかを考えることが好きです。自分に限らず、周囲の人の着こなし方を考えるのも好きです。そんな僕は、パタンナーなんかが向いていたりするかもしれない。ま、お遊び程度ですけどね。では、僕が思う服の魅力というものを書いてみたいと思います。

先ず、服には気分をも着せ替える魔力があります。その気分に酔いしれているだけと言われればそれまでですが、そんな魔力の力を借りて、その日一日の過ごし方を変えてみたりもしたくなる。普段なら行かないような街に行ってみたり、急に懐かしい友達と会いたくなったり。少しでも服に興味がある方ならお分かりになると思いますが、気分の乗らない服を着て出かけると、スグにでも帰りたくなりますよね。

そして、その日一日の魔力を備えたら、後は自分が思い描く日常をどれだけ名役者として行動するか。そんな密かな楽しみが訪れたりします。ちなみに今日の服装は、久しぶりに出したベルトが魔力の決めてでした。少しずつ暖かくなってくるにつれて、ベルトが主張の一部となってくる。案の定、ベルトをつけることによって、密かな楽しみがググッと広がってきました。周囲の人を勝手に意識するというのは、それはそれで楽しいものです。

そう、日常に魔力を取り入れたかったら、服装を変えてみるというのは一つの手。何故、大量に服を買う人がいるのか、それは常に新しい気持ちを手に入れたいからに他なりません。僕は持ってる服の魅力を最大限に引き出すことに喜びを思えるタイプですが、そこに辿り着くまでに、何度も服を買い漁った記憶があります。今の僕がこのようにあるのは、服からの魔力の影響があるに違いありません。