リサイクルショップ

リサイクルショップに行きました。新旧織り交ざった品物が所狭しと並べられております。薄型液晶テレビの隣に飾り物のトランペット。知らない漫画、白熊の剥製。何だか考古学者になった気分になってきます。

しかし、店員さんは本当に興味がなさそうです。まるで、その人のお店ではないかのごとく。それが悲しいわけではなく、その変てこなジャングルに住む原住民と出合ったような感覚に陥ります。

もしも自分がそこの店員、変てこジャングルの原住民になったとしたら、自分もやはり、興味なさそうな顔を見せるのだろうか。変てこが平凡に変わり、これが日常だと思うようになるのだろうか。もしかすると、今の日常を平凡だと感じているのだろうか。そんなことを思ってみたりします。

その店での教訓。「今、自分が平凡と思っている日常の些細なものを改めて見直し、それをリサイクルする」ということ。そのためには自分が持っている知識や情報を外に向けて発すること。それが第一歩かと思いました。

遊歩道沿いに咲く夜桜を見ながら、白い壁の蕎麦屋で柔らかい玉子焼きを食べる幸せを噛み締めた一日でした。